皆さんこんばんは、フットボールジャパンの、もとい、自称ハイパーユニフォームアドバイザーの原島です(笑)
サッカーやフットサルのユニフォーム作りの方法の内、今回は転写プリント(ラバープリント)を活用してユニフォーム作製をする場合のメリットやデメリットについて、お話していこうと思います^^
前回書いた昇華プリントでのユニフォーム作製との比較という視点で書いていきます!
https://football-japan.co.jp/blog/teamorder/2015-05-08
【転写プリントとは??】
ラバーシートと呼ばれるゴム素材のシートなどを番号や文字の形でカットして、熱でユニフォームなどに圧着させてプリントする手法です。
【転写プリントでできること、メリットは??】
メリット1:価格
昇華プリントと比べて安く作製できることが多いです。
【できることが多い】という言い方なのは、プリント箇所が増えると昇華プリントの方が安くなる場合もあるからです。
例えば弊社運営ブランド【LEGIT】でのユニフォーム作製だと、10番以降の2桁番号の選手の場合で、背番号、胸番号、チーム名、個人名まで入れてユニフォームを作りたい場合、昇華プリントの方が安く作製できますが、
背番号やチーム名1箇所くらいの希望であれば、ベースにする商品の価格にもよりますが、転写プリントの方がかなり安く作製できます。
メリット2:納期
ベースにする商品の在庫があれば昇華プリントに比べて早く作製できることがほとんどです。
これも【ほとんど】という言い方なのは、混雑状況などで可能性として遅くなることも稀にあるからですが、私の経験上、ほとんど考えにくいかなというところです。
1~2週間を目安にお客様にはアナウンスしていますが、1週間以内という希望や、事前に決めるべきことが決めておければそれよりも短納期での加工も可能です。
メリット3:プリントの光沢感
私個人的にはこれが大きなポイントかなと思います。
特にゴールドやシルバーなどのカラーで背番号などを入れたい場合は重要なポイントです。
昇華プリントではどうしても光沢を出すことが難しいので(グラデーションなどでそれっぽく表現することはできますが)、ツヤツヤのゴールドやシルバーの背番号が絶対条件の場合、転写プリントを提案しています。
これまでの対応事例では、ユニフォーム本体はデザイン上、昇華プリントで作製して、本来であれば昇華プリントで本体価格に含まれることが多く、追加料金にならない背番号を、別途料金をかけてゴールドでプリントされるお客様もいらっしゃいました。
メリット4:対応ウェアが多い
これはユニフォームというよりは例えばスウェットやベンチコートなどをチームオーダーする場合ですが、昇華プリントでは生産数の面や、技術的な面などで作製することが難しいウェアは、在庫商品に転写プリントでナンバーやチーム名を入れて作製します。
上の写真はベンチコートでのチームオーダー事例です。
メリット5:細かい部分が綺麗
これはエンブレムやロゴ入れの時に注意したい点かなと思います。
エンブレムやロゴに例えば小さい文字などが入っている場合、昇華プリントだとボヤけたような仕上がりになることがありますが、転写プリントであれば、同じサイズでも綺麗に表現できる場合があります。
【圧着プリントのデメリット】
デメリット1:剥がれやひび割れなどの劣化
続けて使っていくことで、剥がれやひび割れの可能性があります。
また、プリント部分が折れ曲がったまま保管をしていたりすると、シワが入ったりすることもあります。
デメリット2:通気性・重さ
ユニフォームの上からシートを貼り付けるので、その部分の通気性が悪くなります。
また、プリント面積が大きいとその分重さが増します。
まとめ
以上、簡単にではありますが、転写プリントのメリット・デメリットについてのまとめでした!抜けがあったり、また思いついたら追記していきます(笑)
【安くて簡単に早く】というところがユニフォーム作製においてのポイントになる場合は、圧着プリントの方がいいのかなと思います^^
弊社運営ブランド【LEGIT】でも転写プリントでのユニフォーム作製のベースとなるウェアを展開してますので、こちらもぜひご覧になってみてください。
昇華プリントでのユニフォーム作製事例、転写プリントでのユニフォーム作製事例もこのブログで紹介していきますので、チームウェア作製時の参考にしてみてください^^
サッカー、フットサルのユニフォーム作製のポイントシリーズ、次は安く作るコツについてまとめてみました!こちらもご参考ください!
https://football-japan.co.jp/blog/teamorder/2015-09-27
それでは皆さんまた!