皆さんこんにちは、フットボールジャパンの原島です。
サッカー、フットサルのチームオーダーでのユニフォーム作製事例の紹介が増えてきましたので、ここで先に昇華プリントでのユニフォーム作製とは何なのか、ということに触れておきたいと思います。
昇華プリントとは?
従来のよくある圧着プリントが、<生地の上に背番号などのシートが乗っかっている>イメージに対して、昇華プリントは<生地に直接インクを染み込ませる(気化させる)>プリント手法です。
昇華プリントでできること / メリット】
1.デザイン性
色々なデザインを再現することが可能です。
シャツの切替では再現が難しいピンストライプやボーダーなどのデザインや、チェック、ドット、カモフラージュ、ペイズリー、アロハ柄、桜柄、ゼブラ、ヒョウなどの柄デザインをベースにしたり、
例えばシャツの上から下に向かってカラーをグラデーションさせたり、チームのエンブレムや企業のロゴなどを透かし風に入れたり、アイディア次第で色々なデザインを再現することができ、まさに完全にオリジナルのユニフォーム作りが可能です。
2.背番号などが剥がれたり、劣化することがない
従来の熱でシートを圧着プリントする手法と違い、昇華プリントの場合は背番号やチーム名、エンブレムなどが剥がれることがなく、長持ちさせることができます。
3.通気性が良い・重くならない
圧着プリントの場合、シートを貼り付けるため、背番号やチーム名部分の通気性が悪くなり、かつ、プリント箇所が増えるとその分重みが出てきます。
それに対して昇華プリントは背番号やチーム名、エンブレムなどのプリントが増えても通気性が悪くなることなく、かつ、重くなることもありません。
4.一律価格
圧着プリントの場合、プリント箇所が増えると値段が上がりますが、昇華プリントの場合はプリント箇所が増えても一律料金としているメーカー・ブランドがほとんどです。
複数箇所のプリントを考えている場合は、昇華プリントの方が安上がりになることが多々あります。
昇華プリントのデメリット
1.ベースの価格
ベースの価格が在庫商品に比べて高いことがほとんどです。
ただし、メリットの(4)でも説明した通り、プリントを多く考えていらっしゃる場合は最終的には昇華プリントの方が安くなる場合があるので、迷っている場合は事前に双方での見積もりをする方がいいと思います。
2.納期
在庫商品に背番号などを圧着プリントして作製する場合に比べ、作製に時間が掛かることが多いです。
私のこれまでの経験だと、圧着プリントが2~4週間、昇華プリントが4~6週間くらいであることが多い印象です。
3.ゴールドやシルバーの光沢
ゴールドやシルバーといったカラーで例えば背番号等を入れた場合、光沢感を出すことができません。
これを気にされるお客様も多いですが、それでも背番号は光沢のある背番号が良いということであれば、昇華プリントでユニフォームを作って別途、圧着プリントで背番号を入れる、といった対応策があります。
以上、簡単にではありますが、昇華プリントについてまとめてみました!
利点も多く、ユニフォームの作製時にはオススメの作製方法となりますので、ぜひご検討いただき、ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、弊社運営ブランド【LEGIT/レジット】では昇華プリントのユニフォームだけではなく、ピステやジャージも昇華プリントで対応可能です。
例えばカモフラージュ柄のチームユニフォームと同じデザインベースでチームピステなどを揃えることができ、よりチームウェアの統一感を出したトータルコーディネートが可能です。
このあたりの新商品情報はまた随時、紹介していきます!
また、昇華プリントでのユニフォーム作製事例、圧着プリントでのユニフォーム作製事例もこのブログで紹介していきますので、チームウェア作製時の参考にしてみてください。
サッカー、フットサルのユニフォーム作製のポイントについて、次の記事では圧着プリントのメリット・デメリットについてまとめてみました!こちらもぜひご参考ください。
皆さんこんばんは、フットボールジャパンの、もとい、自称ハイパーユニフォームアドバイザーの原島です(笑) サッカーやフットサルのユニフォーム作りの方法の内、今回は転写プリント(ラバープリント)を活用してユニフォーム作[…]
それでは皆さんまた!