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サッカーイタリア代表ユニフォームのデザインが理想的すぎる理由

皆さんこんにちは、フットボールジャパンの原島です。

 

私はこれまでに約3,000件のサッカー、フットサルのユニフォーム作製を対応をしているのですが、

サッカーのユーロ2020でイタリア代表が着用していたユニフォームデザインが、私の理想すぎて興奮したので、そのポイントを解説していきます。

 

先々、サッカーやフットサルチームのユニフォームを作る際に、ぜひご参考ください。

 

1.シャツが濃淡で表現された総柄

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デザインで1番目を引くところ、印象的なのはダマスク柄(公式的にはルネサンスからインスパイアとのこと)を取り入れている点で、

イタリア代表と同じプーマがサプライヤーの川崎フロンターレの2020シーズンユニフォームでも近い柄が採用されています。

 

ユニフォームで定番の縦縞、横縞なども含めた総柄デザインの場合、本体のメインカラーと濃淡が逆の色や、差が大きい色で表現されると、

視認性が悪くなったり、合わせるパンツやソックスのカラー、シャツ・パンツに使うマーキングカラーの選択肢が狭くなります。

 

また、背番号などのマーキング部分に下地(台座)を引くことになったりするため、せっかくの総柄デザインを邪魔してしまうことがありますが、

特にここ最近のプーマのユニフォームは、シャツのメインカラーを濃淡調整した色でデザインされているため、そのようなことがありません。

 

複雑なダマスク柄の主張が強くなりすぎることなく、それでいてデザイン性もしっかり確保されています。カッコいいなイタリア。

2.シャツ・パンツがどちらも濃色

シャツ、パンツも柄の考え方と同じく濃淡が逆の色を選ぶと、背番号などのマーキングの色の他、

GKのユニフォームや、2ndユニフォームの本体色も、選択肢が狭くなりがちだったり、全体の統一感がなくなることも。

 

そのため特に公式戦用のユニフォーム作製を私が担当するときは、上下同色または、近しい色でまとめることを推奨しています。

 

今回のイタリア代表ユニフォームはシャツがブルーに、パンツがネイビーの組み合わせで、ネイビーの方が濃い色のため、重心がパンツにある印象になっています。

 

これが他のポイントとも関連してきます。カッコいいねイタリア。

3.マーキングカラーが上下同じ

シャツとパンツがどちらも濃い同系色でまとめられているので、今度は番号とネームのマーキングカラーとプーマロゴをすべて同じ色(ゴールド)で統一することができます。

 

ゴールドはウェアカラーが濃淡どちらでも合わせやすい色ということはありますが、

別の視点で見ると、ダマスク柄が高級感のあるイメージなのでゴールドとの相性が◎という見方も。

 

全体的に散らかることなくスタイリッシュにまとまっています。カッコいいよイタリア。

4.襟、袖先に重心がある

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個人的に袖先、裾先、襟などに本体色と別の色を使う場合に推奨しているのが、

このイタリアのユニフォームでも採用されている、本体色(ブルー)より濃い色(ネイビー)を使うことです。

 

特に本体色が淡色の時に濃色を使うことが多い手法ですが、重心が外側になるイメージでグッと締まった印象になります。

 

しかもこのイタリアのユニフォームの場合、パンツで使っているネイビーで襟と袖先も統一されているので、

上下で見ても、左右で見ても重心の使い方がすごく綺麗です。カッコいいぜイタリア。

5.軽さを出す薄いブルー使い

全体的に濃色でまとめられた重厚感のあるイメージのユニフォームですが、脇下と肩口に薄いブルーを使った細いラインが入っています。

 

これがまた同系色の淡色なのでバランス、統一感を壊すことなく、さりげなくスポーツ向きの上品な軽さを演出しています。

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ラインが例えばホワイトだと細くても主張が強くなりすぎるし、イエローなどの差し色だと印象が変わってきます(目を引きやすい)。

個人的にはナイキが使いそうなデザインの印象です。

 

このラインの色使いは個人的にもすごく参考になりました。イタリアやばい。


ということで、ユニフォーム製作の担当者として、あまりにもこのイタリア代表のユニフォームが理想的すぎたために解説しました。

 

読んでいる方がサッカー、フットサルチームのユニフォームを作るときに参考になれば嬉しいです。

 

弊社で運営しているサッカー、フットサルウェアのブランドLEGITでは、

カモフラ柄や花柄、ペイズリー柄などの総柄系のユニフォームテンプレートを多く用意していて、

ユニフォーム作製事例も他ブログでたくさん紹介・ポイント解説しているので、併せて参考にしてみてください。

 

特にブログはどこのメーカー、どこのショップでユニフォームを作る場合でも役に立つように書いています。

 

また気になるユニフォームがあったらピックアップして紹介・解説します。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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それでは皆さんまた!

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