スポーツ、サッカー競技人口を把握する

こんにちは。フットボールジャパンの原島です。

 

2016年9月、Bリーグの開幕がありました。

当時各種SNSのタイムラインでもかなり話題になっていて、サッカー、フットサル、特に同じアリーナスポーツのフットサルに関わる人の興味・関心は強かった印象があります。

 

開幕数日前か前日か、たまたま見ていたスポーツニュースで川渕さんが【プレーヤーが頑張れば頑張るだけ稼げる環境】とお話されていて、とても印象に残っています。

 

ちょうど現役のサッカー選手の事業に関する記事なども目にする機会が、日頃よりさらに多かったように感じた時期でもありましたが、

そんな中、競技人口等を改めて数字で把握してみようと調べてみました。

サッカー選手登録数

まずはサッカーの選手登録数をJリーグ元年からW杯毎のタイミングでピックアップしてみました。

1993年(Jリーグ元年):720,613人

1998年(フランスW杯):838,554人(116.3%)

2002年(日韓W杯):800,098人(95.4%)

2006年(ドイツW杯):881,880人(110.2%)

2010年(南アW杯):900,880人(102.1%)

2014年(ブラジルW杯):964,328人(107.0%)

2015年(昨年):951,459人(98.6%)

出典:日本サッカー協会(JFA)

 

直近4年間は95万人前後でほとんど横ばいのようです。

ちなみにフットサルに関しては2014年からのデータが掲載されていて、2015年は44,211人(出典:日本サッカー協会(JFA) )だそうです。

 

サッカー、フットサルを足してちょうど約100万人。

 

これは登録者数で、実施人口ベースでは総務省が5年毎に発表している【社会生活基本調査】による平成23年データの637万5,000人前後になるのかなと。

 

なお、スポーツ行動者は7,184万3,000人、野球は812万2,000人だそうです。

国別サッカー人口数

続いて国別のサッカー人口数と人口比率のデータです。

1:中国   26,166,335人(1.9%)
2:アメリカ 24,472,778人(7.8%)
3:インド  20,587,900人(1.7%)
4:ドイツ  16,308,946人(19.9%)
5:ブラジル 13,197,733人(6.8%)



11:イタリア  4,980,296人(8.3%)
12:日本    4,805,150人(3.8%)
(出典:FIFAウェブサイト資料2010年版)

 

人口数ではそもそもの国の人口数があるので、人口比率にフォーカスすると個人的には何よりブラジルの人口比率に意外な印象を受けました。

 

現W杯王者のドイツはさすがの数字、イタリアと日本は人口は同じなのに比率が倍以上の差となんとなく強豪国との差がこのあたりに出ているのかなと、そんな印象です。

バスケットが世界No.1

これまでなんとなくですが、ここ数年ずっとサッカー・フットサルの競技人口は増えていないのかなと思っていました。

野球の国なんじゃないかなと。

 

ちなみに世界のスポーツ人口だとバスケットが4億5,000万人で、サッカーは2億5,000万人とのことで、女子バスケットが普及していることが大きな理由だそうです。

これは今回調べて初めて知りましたが、それを考えると日本でもBリーグがあそこまで注目されるのも頷けました。

 

サッカー、フットサルに限らずスポーツ全体の母数が増えるように会社を通して貢献していきたいと思います。

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